多くの人間が転落していく中、二度の鉄骨渡りをカイジは唯一渡ることに成功する。しかし、利根川に勝負中での言動を指摘され、賞金を得る権利を剥奪される。激昂するカイジの前に主催者側の会長・兵藤が現れ、もう一度チャンスをやろうと「Eカード」勝負を提案する。「市民」「皇帝」「奴隷」の三種から成るこのゲームで利根川に勝てば、大金が手に入るという。しかし、その代償としてカイジが賭けねばならないのは「目」か「耳」どちらか……。1996年に雑誌「ヤングマガジン」で連載を開始すると同時に大人気になった福本伸行の代表作。